ベアルート(抜き苗)アガベ、ぐんぐん発根させるためのスタートガイド
CAUSE TOKYO で販売しているアガベは、中国・雲南省から輸入された「ベアルート(抜き苗)」という状態でお届けします。
ベアルートとは、検疫のために土と根をきれいに落とし、乾燥させた状態のこと。初めてこの状態のアガベを手にする方は、「根っこがないけれど、本当にここから育つの?」と不安になるかもしれません。
ご安心ください。アガベは非常に生命力の強い植物です。
最近SNSで主流となっている、「まずは水やチャコボールで発根させ、根を確認してから土に植える」という確実な方法をご紹介します。この手順でスイッチを入れてあげれば、日本の環境でも力強く成長を始めます。
焦らず、じっくりと向き合っていきましょう。
Step 1:開封と「休息」(到着初日)
商品が届いたら、まずは箱から出し、風通しの良い明るい日陰(室内のレースカーテン越しなど)に置いてください。 長旅の疲れを癒すための休息期間です。
【絶対にやってはいけないこと】
いきなり直射日光に当てるのはNGです。暗い箱の中から急に強い光の下に出すと、「葉焼け」を起こして大きなダメージを受けてしまいます。
Step 2:下処理(2日目)
1日休ませたら、発根の妨げになる古い葉を整理します。
枯れ葉の整理
株の根元(お尻の部分)を見て、茶色く枯れた古い下葉があれば、手やピンセットで優しく取り除いてください。枯れ葉の隙間に湿気が溜まり、カビや腐敗の原因になるのを防ぎます。また、根が出る部分(成長点)をきれいに露出させる意味もあります。
Step 3:SNSで話題!「水耕(チャコボール)」で発根管理
いよいよ発根を促すステップです。いきなり土には植えず、透明な容器と水(またはチャコボール等)を使って、発根を目視で確認できるように管理します。
【用意するもの】
- 株のサイズに合った透明な容器(ガラス瓶、プラカップなど)
- 水(市販の植物用活力剤を薄めに混ぜるとさらに効果的です)
- (任意)チャコボールやハイドロボール(株を安定させたい場合)
【手順】
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容器の準備
株を安定させたい場合は、容器の底にチャコボールなどを少し敷きます。(水のみでも可能です) -
水位の調整(最重要!)
アガベを容器にセットし、水を注ぎます。
この時、「アガベの根元の断面が、水面にギリギリ触れるか触れないか」の高さに水位を調整してください。
※株全体や葉の間に水が溜まると腐敗の原因になるため、絶対に深く沈めないでください。 -
置き場所と温度
直射日光を避けた、明るく暖かい場所(20℃〜25℃前後が理想)で管理します。アガベは暖かさを感じると発根が活発になります。 -
日々の管理
水は毎日〜2日に1回交換し、常に清潔な状態を保ってください。水が腐ると株も腐ってしまいます。
Step 4:発根確認と「植え付け」
早ければ1〜2週間、遅い場合は1ヶ月以上かかることもありますが、透明な容器越しに毎日観察してください。
株の根元から、白く元気な新しい根がポツポツと出てきたり、数センチ伸びてきたりしたら発根成功です!いよいよ土に植え付けます。
1. 用土の準備
水はけが何よりも重要です。「多肉植物用の土」や、赤玉土(小粒)・鹿沼土(小粒)・軽石(小粒)を同量ずつ混ぜたものなどを使用してください。
2. 植え付け
鉢に用土を入れ、せっかく出た新しい根を傷つけないよう、優しく浅めに植え付けます。
3. 植え付け後の水やり
植え付けたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与え、土の微塵を洗い流します。
最初の1週間ほどは、土が完全に乾ききる前に水やりをして湿度を保ち、その後は徐々に「土が乾いたらたっぷりあげる」通常のサイクルへ移行していきましょう。
これで、あなたのアガベ育成は本格スタートです。日々の変化を楽しんでください。