【保存版】中国から届いた「ベアルート(抜き苗)」アガベ、ぐんぐん発根させるための「最初の3日間」スタートガイド
CAUSE TOKYO で販売しているアガベは、中国・雲南省から輸入された「ベアルート(抜き苗)」という状態でお届けします。
ベアルートとは、検疫のために土と根をきれいに落とし、乾燥させた状態のこと。初めてこの状態のアガベを手にする方は、「本当にここから育つの?」と不安になるかもしれません。
ご安心ください。アガベは非常に生命力の強い植物です。正しい手順で管理すれば、日本の環境でも力強く根を張り、成長を始めます。
今回は、プロのバイヤーも実践している、届いた直後の最も重要な「最初の3日間」のルーティンを解説します。
■ Day 1:開封と「休息」
商品が届いたら、まずは箱から出し、風通しの良い日陰に置いてください。 長旅の疲れを癒すための休息期間です。
【絶対にやってはいけないこと】 いきなり直射日光に当てるのはNGです。暗い箱の中から急に強い光の下に出すと、「葉焼け」を起こして大きなダメージを受けてしまいます。
■ Day 2:下処理(枯れ葉の整理)
1日休ませたら、植え付けの準備をします。 株の根元(お尻の部分)を見て、茶色く枯れた古い下葉があれば、手やピンセットで優しく取り除いてください。
これは見た目を良くするためだけでなく、枯れ葉の隙間に湿気が溜まり、カビや腐敗の原因になるのを防ぐための重要な作業です。
■ Day 3:植え付けと水やり
いよいよ植え付けです。 用土は、水はけの良い「多肉植物用の土」を使用してください。(赤玉土、鹿沼土、軽石などを配合したものがおすすめです)
植え付けたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与え、微塵(細かい土の粉)を洗い流します。
【その後の管理】 植え付け後、1週間〜10日ほどは、直射日光を避けた明るい日陰(レースのカーテン越しなど)で管理します。 まだ根が動いていないので、土が完全に乾くまで次の水やりは必要ありません。
焦らず、じっくりと向き合うこと。 これが、ワイルドな雲南アガベと長く付き合うための第一歩です。
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